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ピルって長期服用を続けていても効果は薄れないの?

2020年06月08日

ピルには低用量ピルや中用量ピル、アフターピルなど様々な種類があります。特にアフターピルは避妊に失敗した場合に使用するものなので、短期間で高い避妊効果が期待できます。どの種類のものも高い確率で避妊することができますが、長期間連続して使用した場合でも基本的に大きな問題はありません。妊娠の可能性がある限り長期間連続して服用することができます。

低用量ピルは長期間連続して使用するのが基本ですが、中止した場合にはほとんどの女性が半月以内に月経が再開します。ただし服用前から月経が不順だった場合には再開しないこともあります。正常な周期が確立されている女性であれば、月経が再開して妊娠できるようになります。

ピルは避妊目的に利用されるのが基本ですが生理痛やニキビの改善、生理周期のコントロールにも有効です。特に低用量ピルは副作用が少ないため、体に負担をかけずに生理痛やニキビを改善することができます。避妊目的で長期間使用した場合でも、服用を中止すれば妊娠が可能となります。6か月を経過しても正常な月経が再開されない場合は、ダイエットなどによる体重減少や高プロラクチン血症など内分泌異常がないかなどの確認が必要です。

低用量ピルは体への負担が少なく、高確率で避妊をすることができます。体質や持病、生活習慣などの問題を抱えている場合でなければ大きな副作用が起こることはありません。短期間連続使用しても安全なので、安心して服用することができます。

ピルを長期間服用した場合と短期間服用した場合で、基本的な効果に違いはありません。服用を継続している間では、同じ効果を期待することができます。ピルを服用した場合、避妊以外にも様々なメリットが存在します。例えば月経困難症の場合、月経時に生じるけいれん性の腹痛が軽減されます。過多月経の場合はピルの服用により流出する血量が少なくなります。

子宮内膜症の場合は7日間の休薬期間を設けずに3週間から6週間ほどピルを連続で使用し続けると、症状を改善する効果が期待できます。上皮性の卵巣がんはピルを使用すると発症リスクが40%から50%ほど低下します。長期間使用するとさらに発症リスクが低下することになります。低用量ピルは子宮体がんの発症リスクも50%低下させることが可能です。骨粗鬆症の予防やニキビの改善にも効果があります。

ピルは使用期間に関わらず高い確率で妊娠を防ぐことができます。また避妊以外にも様々な症状を改善する効果があり、長期間使用すれば卵巣がんなどの発症リスクが低下します。特に低用量ピルは体への負担が少ないので、必要に応じて連続して使っても基本的に問題はありません。