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アフターピルの飲むタイミングと避妊確率

2020年01月22日
ニコニコしている女性

アフターピルは緊急避妊薬とも呼ばれており、性行為後に緊急で妊娠を回避するために使われるピルです。一般的に妊娠を回避する方法としては低用量ピルが使用されます。やむを得ず緊急で妊娠を避ける必要がある場合に、アフターピルを使うことになります。避妊に失敗した場合などに使用されるのが一般的です。

日本ではヤッペ法と呼ばれる緊急避妊が行われていましたが、この方法には嘔吐などの副作用が非常に強いという欠点がありました。2011年5月からは新しい方法が採用されるようになっています。新しい方法には嘔吐などの副作用が非常に少ないというメリットがあります。また妊娠を防ぐ確率も、以前の方法と比較して高くなっています。アフターピルを服用すれば高い確率で妊娠を防ぐことができます。

新しいタイプのアフターピルは性行為から72時間以内に服用します。副作用が少ないという特徴がありますが、吐き気を止める薬も一緒に処方されるのが一般的です。性行為後72時間以内に1錠を服用すれば85%という高い確率で妊娠を阻止することができます。妊娠阻止率とは排卵日付近の性行為による懐妊を防ぐ確率のことです。従来のヤッペ法では43%が妊娠してしまいますが、新しい方法には高い確率で妊娠を阻止する効果があります。

新しいタイプのアフターピルを服用すると、3日から4日ほどで消退出血が起こります。消退出血とは生理のことで、時期によってはすぐに来ないケースも見られます。生理が来れば緊急避妊は成功ですが、時期には個人差があり1週間後や通常の生理時期になって来ることもあります。3週間ほど待って消退出血が来ない場合には妊娠している可能性があるので検査が必要です。アフターピルを使用した後の排卵は基本的に予測できないため、自然に生理が来るまで他の方法で避妊する必要があります。

アフターピルには服用すると排卵を遅らせ子宮内膜への着床を防ぐ仕組みが存在します。この2つの仕組みによって、高い確率で懐妊を防ぐ効果が期待できます。排卵前に服用した場合は、排卵を遅らせる効果によって懐妊を防ぎます。一方で排卵後に服用した場合は受精卵が子宮内膜に着床するのを防ぐことで懐妊を回避します。その他にも精子の侵入や受精、卵子の輸送を阻害することによる避妊効果があると考えられています。

古いタイプのアフターピルは43%が服用後に懐妊してしまいました。また嘔吐などの副作用もありましたが、新しいタイプのアフターピルは副作用が非常に少なく高い確率で避妊することができます。