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アフターピル、低用量ピル、種類によって何が違うのか

2020年02月07日

ピルにはアフターピルや低用量ピル、中用量ピルなど様々な種類のものがありそれぞれに異なる特徴が存在します。一般的にピルと呼ばれている医薬品にはエストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンが配合されています。エストロゲンは卵胞ホルモン、プロゲステロンは黄体ホルモンとも呼ばれます。低用量ピルと中用量ピルは含まれている卵胞ホルモンの量に違いがあります。

卵胞ホルモンの量が少ないのが低用量ピルで、避妊の他にも月経困難症などの治療に使用されます。低用量ピルは薬の量を必要最小限に抑えることができるため、血栓症などの副作用が少ないというメリットがあります。大きなデメリットはありませんが、飲み忘れないよう注意が必要です。最近では卵胞ホルモンの量をさらに少なくした超低用量ピルも存在します。

中用量ピルは卵胞ホルモンの量が比較的多いという特徴があります。薬の量は増えていますが、飲み忘れに強いというメリットも存在します。最近では避妊を目的とする場合、血栓症などの副作用が少ない低用量ピルを使うのが一般的です。中用量ピルは主に女性ホルモンに関わる病気の治療に使われています。

低用量ピルは1シート内の錠剤が女性ホルモンの配合の仕方によって分けられているという特徴があります。女性ホルモンの配合による分類は一般的に相性と呼ばれます。相性はあいしょうではなくそうせいと読みます。1相性のピルには21錠の全て同じ成分が含まれており、ホルモン変動がないので体調変化が起きにくいというメリットがあります。3相性ピルは21錠中のホルモン量が1週間ごとに変化するため、自然なホルモン変動に近づけることができます。

生理を抑えて避妊する場合だけでなく、月経困難症の治療を行う場合には低用量ピルが使われています。女性ホルモンに関わる病気の治療には中用量ピルが有効です。低用量ピルは月経困難症の治療薬として保険が適用されます。正しい方法で使用すれば生理を抑えてほぼ100%の確率で妊娠を防ぐことができます。

アフターピルは性行為後に緊急で避妊を行うためのものです。新旧2種類が存在しますが、新しいタイプの場合だと85%の確率で避妊することができます。アフターピルは保険適用外とされており、自費での全額負担が必要です。費用の相場は使用する薬の種類によって異なり、10000円から20000円ほどとされています。あくまで緊急時に対処する方法なので、基本的にはピルやコンドームなどを使用して避妊する必要があります。