微笑む女性

ピルには避妊効果の他にも子宮内膜症や月経困難症、子宮筋腫を改善するなど様々なメリットが存在します。生理前に発症する様々なPMSの症状や生理痛、イライラなどにも効果的です。特に低用量ピルは排卵を抑えてほぼ100%の確率で避妊をすることができますが、体への負担が少ないという特徴があります。

ピルの使用によって生理を意図的にコントロールすることができます。生理不順は排卵の周期をずらすことで改善可能です。ピルを使用している最中には不正出血が起こることもありますが、基本的に大きな問題はありません。低用量ピルを飲み忘れた場合には気づいた時点ですぐに服用するか、翌日に2錠服用すれば大丈夫です。飲み忘れが多いと出血が起きることがありますが問題はありません。

PMSには乳房の痛みや張り、むくみや便秘の他にイライラなどがあります。これらの症状は月経の3日から10日前くらいから見られます。全部で200種類以上の症状があるとされていますが、ピルを服用すれば改善することができます。低用量ピルは体に負担をかけずに避妊ができるだけでなく、生理の周期を規則正しく整える効果があります。女性ホルモンの変動量が少なくなり血中濃度が安定するため、生理による不快な症状が和らぎます。

生理不順で悩んでいる場合には低用量ピルで生理の周期をずらすことをおすすめします。その他に生理痛や月経量を減らす効果も期待できます。さらに子宮筋腫など女性特有とされる様々な病気の予防にも効果的です。子宮内膜症や月経困難症の場合にもピルを試してみると良いでしょう。長期的に服用を継続すると、これらの症状を緩和する効果を期待できます。

経口避妊薬は正しく服用すればほぼ100%妊娠を回避することが可能です。女性が自分の意志で妊娠を避ける方法でもあります。特に低用量のものであれば副作用は非常に少なく体に大きな負担をかけません。経口避妊薬には血栓症や乳がん子宮頸がんなどの副作用があるとされています。服用すると血栓症のリスクは3倍から5倍ほど高まりますが、妊娠時のリスクよりもかなり低いので大きな問題はありません。乳がんの発生率は服用期間に関わらずほとんど変化がないとされているので心配は不要です。

子宮頸がんは5年未満の使用であればリスクの増加はごくわずかとされています。5年以上使用するとリスクが増加する可能性があります。しかし乳がんや子宮頸がんは早期発見のため、ピルの服用に関わらず定期的な検診を受けることが重要です。経口避妊薬は安全性が高いので避妊以外の目的のためにも安心して使用することができます。